2018年3月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

コンサート◆クラシック以外

2014年4月10日 (木)

バート・バカラック・コンサート

バート・バカラックの来日コンサートに行ってきました。

バカラックは今年86歳になります。
クラシック以外にも心ひかれる音楽があると気づいたこまっしゃくれた年頃に、洒脱なバカラックの音楽にわくわくしていたので、今でも聴くといろいろな記憶がどっと押し寄せてきます。
こんな年齢になっても遠路はるばる来てくれるなんてなあ…。

70年代頃に日本に入ってきた洋楽にはインスト曲も結構あり、ヒットしていました。
ポール・モーリアやリチャード・クレイダーマンのような作曲家やアレンジャーが楽団を率いて来日ツアーをしてお客が入った時代でしたね。
イージー・リスニングというジャンル名は、クラシックに比べると敷居が低いという意味だと思うのですが、これらを作曲する人たちはクラシックを勉強しているので土台がしっかりしていて技のひきだしも多く、実は聴きごたえがあるんですよね。何と比較するかの問題だけど…3コードだけでできているロックンロールと比べると作曲技術てんこもりなのは当たり前という。

バート・バカラックも作曲家で、映画音楽がことに有名です。
カーペンターズなどにも曲を提供していて、日本人にもおなじみの曲がたくさんあるんですよ。

たとえばこれとか(邦題「遥かなる影」)

これもそう 「サン・ホセへの道」
バート・バカラックの名を頭に刻み込んだきっかけの曲でした。

これ↓なんかもおしゃれだなあ。
いろんな人が歌っているが、あえてコステロのを貼る。映画「オースティン・パワーズ」の中でカバーしているのでこんな写真だけど、バックのアレンジはオリジナルにとっても近く、まじめに歌っています。

たぶん一番有名なのはこれ↓

このオリジナルバージョンを聴きすぎて、他の人のバージョンが受け入れられません。
歌い手のクセの細部まで耳にこびりついてしまいました。
映画もよかったですねえ。

コンサートではバカラック本人がピアノを弾きます。
連れてきたバンドと日本の管弦楽団のアンサンブルとで厚みのある曲を中心にヒット曲オンパレードでした。
歌ものは、若い男女の歌手が曲に合わせてどちらかが歌っていましたが、曲によっては御大自らの歌声が聴けました。
ピアノの腕はまだまだ達者でしたが、声はさすがに老人のものでだいぶしわがれて音域も狭くなっています。でも歌心があるわけですよ!渋いとか味があるとかいう言葉はこのようなときに使うべきだわ。音を長く伸ばせないので、語るようになるのだけどそれがイイ。

シュッとしたカッコイイおじいちゃんがタキシード着てますます素敵なのに、靴だけはスニーカーというところが微笑ましかった。
年齢相応なところが1ヶ所だけあるっていうスキみたいなものがかわいいのよね。
まだちゃんと歩けていて、これで活動範囲が広がるのだから脚は大事にしないとなあ…なんてことも思いました。

2013年10月 2日 (水)

松永貴志ピアノ・トリオ

於:第一生命ホール

このホールでは「ディナーの前にちょっとコンサートはいかがですか」というコンセプトで、普通より早い時間の18:30開演で1時間程度のミニコンサートを企画しています。
クラシックが多いですが、ジャズもやるのですね。

高校生のときにメジャー・デビューしたジャズ・ピアニスト松永貴志。
デビュー10周年だそうです。若いなあ。でもうまいなあ。
ライブから始まって、TV番組やCM曲も多く手掛けていたそうで、私が知ったのはアニメ『坂道のアポロン』での登場人物の弾くピアノの吹き替えででした。

さまざまな形態でのジャズをやってきて、今年は原点に帰ろうとピアノ・トリオで活動しているそうです。
 ◆ベース◆水谷浩章(1963年生まれ)
 ◆ドラムス◆広瀬潤次(1969年生まれ)
リズム隊のお2人ともに12歳から今の楽器を始めたそうで、そういう人ってそうなんだなあ…ってうらやましい感じ。おじさんだけどかっこいいよやはり。
ピアニストを見るつもりで行ったけれど、結局のところ、ベーシストにくぎ付けでございました。ウッドベースは見た目が憧れのチェロにも似ているしさあ…トリオだったらベースが一番かっこいいと思ってしまう。

<セットリスト>

スペイン■チック・コリア
 出てきていきなりソロで。前衛なので面喰ったが、キャパが広い人なんだなー…。

OPEN MIND■(特に記さない場合は松永本人の作曲)
 テレ朝「報道ステーション」の1つ前のテーマ曲。
 と言われてどんなだっけ?と思ったが、最初の音で「ああ!」と。
 ベースが大きくうねるのがとてもかっこいい。
 ピアノとドラムはクールに引っ込んでいてそれもかっこいい。
 フルサイズでたっぷり聴かせてもらったけれど、もっとずっと聴いていたいくらい。

Forever■
神戸■
マジックボール■

 基本的にこの人の曲は好みなんだとわかった。どんどんやってくれ。
 けどさっきの曲のかっこよさの前にはちとかすむ…。

But not for me■ジョージ・ガーシュイン
 ガーシュイン好きなのでたまらん。
 「坂道のアポロン」の中でもやっていたが、当然アレンジはまったく変えてきた。

メドレー
 「坂道のアポロン」伝説の第7話でやったスタンダード曲メドレー。
 あそこでやったように高校生気分でやります!と言っていたが、
 そんなうますぎる高校生がどこにおるか。
 アニメバージョンよりもちょっと前衛度を足して遊んでました。
 いずれにせよ聴き応えあって満足。

キャラバン■デューク・エリントン&ティゾール
 スタンダード中のスタンダード曲。
 こちらも満足度高し!ベースもドラムもどんどん調子が上がってる!

ゆりかもめ■
キラキラロード■
坂道のメロディ■

 オリジナル3曲。真ん中のはアニメの挿入曲。
 スタンダードナンバーの間にはさまると今時っぽさを感じる。
 あえてそう作ったのだと思うが、純然たるジャズではないジャンルのような…。

アンコール■アイ・ガット・リズム■ガーシュイン
 私の行くコンサート、ガーシュイン率、高いなあ。
 クラシックでやる場合は楽譜どおりですが、こちらはさすがにオリジナリティの高い
 いじりっぷり、何が出るか予想がつかなくて興奮しました。

ジャズのコンサートは初めてかな…と思ってよく考えたら、ハリー・コニックJrのコンサートに大昔行ったことがあったんだった。彼はビッグバンドですね。ゴージャスで良かったなあ。私、シナトラみたいな音楽も好きなんよ。